どうして人工妊娠中絶が集団虐殺なのか


グレッグ・カニングハム 著


集団虐殺認識プロジェクト(GAP)の論理的根拠

GAPの一部として、生命倫理改革センター(CBR)は人工妊娠中絶された赤ちゃんをユダヤ集団虐殺の犠牲者、人種差別「リンチ」によって殺された黒人、 米軍によって虐殺されたアメリカンインディアンなどと平行して壁面写真を展示しています。私たちの目的は、広く知られている集団虐殺と人工妊娠中絶の概念 の類似点を明らかにすることです。この集団虐殺を犯す人たちはいつも他の言い方をし、人工妊娠中絶という言葉は本当の意味をほとんど失っています。だから こそ私たちの活動は重要なのです。

言葉で言い表せない邪悪としての集団虐殺

人工妊娠中絶という行為の実体を知るには、視覚的描写が不可欠です。なぜなら、妊娠中絶という言葉はその恐ろしさを説明しようとする時、言葉が出ないほど 言い表せない邪悪を表すからです。妊娠中絶は目に見えない抽象的なものである限り、「2つの悪のうちましな方」または「必要悪」として軽視され続けます。 これらの写真は知的誠実さを持つ人が「赤ちゃんではない」あるいは「妊娠中絶は暴力の行為ではない」という主張を維持できなくさせます。また、写真は良心 を持つ人に妊娠中絶が「非人道的犯罪」のどの例を挙げてもそれに比較できる悪であるということを明らかにさせます。教育者が集団虐殺を教えるために衝撃的 な写真を適切に使うように、人工妊娠中絶もそのようにすることを要求します。

集団虐殺の定義

私たちがこの活動をGAPと呼ぶ理由は、Webster's New World Encyclopedia と いう百科事典(Prentice Hall General Reference, 1992)によると集団虐殺は「絶滅される人に望ましくないとみられた国家的、人種的、宗教的、政治的、文化的、民族的な集団または他の集団の計画的・組 織的な破壊」ということです。この定義は妊娠中絶に適用できます。「国家的な集団」はアメリカの[日本の]望ましくない実生の子どもたちです。現在、この 集団はやどされるうちの3人に1人[日本では5人のうち4人]という確率で破壊されています。そして殺人センターの入念な網で殺されています。

妊娠中絶は「組織的」?

U.S. News & World Report(1998年12月7日)の「Abortion: the untold story(人 工妊娠中絶:語られていない物語)」という記事でアラン・ガットメーカー研究会からの引用。「(アメリカで)1992年までに…人工妊娠中絶の施設は 2,400に増えました」。そして、「70%の妊娠できる年齢の女性は人工妊娠中絶の施設のある郡に住んでいて…1992年に100マイル以上運転して人 工妊娠中絶を受けた女性は8%しかいませんでした」。最後に、その記事は次の告白で終わります。「妊娠中絶を支持する人たちは、中絶を受けたくても受けら れなかった女性を知らないと認めています」。

妊娠中絶の有り余る量は、誰でも簡単に入手可能であるということがある程度荷担しています。アメリカでは、全50州で10ヶ月(子どもが生まれてくるまで)まで妊娠中絶は法律で認められています。Roe vs. Wade, 410 U.S. 113, 1973の訴訟は中絶の権利を設置しましたが、Doe vs. Bolton, 410 U.S. 179, 1973の訴訟は192ページで、女性の健康に関わる妊娠の中絶を禁止してはいけないと判決を下しました。最高裁判所は「健康」を「感情的、精神的、また は…年齢的な」要因まで含めたので、人工妊娠中絶を法律上で禁止することを不可能にしました。また、アメリカの政体の「主権の条項」は反対する州的な法律 を無効にしています。

ガットメーカー研究会(http://www.agi-usa.org)によると、16州は低所得者医療扶助制度の妊娠中絶の基金を制限なしで出している ということを報告しています。また、前述のU.S. Newsの記事は国家中絶基金ネットワークという非公式に運営されている組織が29州で57の口座を通じて妊娠中絶を融資していると掲示しています。

未生の子どもたちを絶滅する機構はこれ以上「組織的」になれるのでしょうか。


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