三位一体

ヘンリー モリス博士



神性は常にクリスチャンの神学者たちのあいだで、神の三位一体・・・父なる神、御子なるイエス・ キリスト、そして聖霊として唯一の神は三つからなると理 解されてきました。ギリシャ語自体には“三位一体“という意味はありませんが、“神性”という神の性質:神という神自身が啓示した神があります。しかし、 それが重要です;神自身が三位一体の神であると啓示しています。神は唯一神です(申命記 6:4; ヤコブの手紙2:19)。言いようのない、近づき難い、単一のイスラム教の神ではなく、見えない全知全能の父なる神、目に見え親しみやすい御子なるイエ ス・キリスト、そして内在し導き手の聖霊です。この注目すべき神の構成は、神の永遠の力のように、神の物質的創造にはっきりと反映されています。そして、 その創造は神性のモデルとでも言えるものです。これは、この世界が実際三つの世界、空間、物質、そして時間からなっており、この三つは至る所に浸透し、表 されています。

しかし、世界はその一部が空間であり、一部が物質であり、一部が時間であるというものではありません(例えば、トライアングルの3つの辺のように)。三位 一体は三重奏や三人組ではなく、一つ一つがすべてを含む三つの統一体で、それぞれ三つが全体のために必要とされているものです。このように、世界はすべて 空間、すべて時間、すべて物質(エネルギーも物質の形として)で、事実科学者たちは宇宙を空間―物質―時間コンティニュアムと呼んでいます。

その上、三つからなるこの世界と、神聖な三位一体は平行して、論理的に三つの要素から構成されたものです。空間(父なる神のような)は、 目に見えない、偏在する、すべての背景です。物質(御子イエスのような)は、この世界(神性のような)を目に見えるものに啓示する、理解できるかたちに変 えたものです。時間(聖霊のような)は、出来事や経験をこの世界(神性のような)が適用でき理解できるための実体です。しかし、それだけではありません。 空間は三次元という三つのものから成り立つもので、すべての空間にこのそれぞれの次元が浸透しています。空間のどの部分も三つの次元を掛け合わせたものか らできています(「三位一体の算式は」1+1+1=1ではなく、1x1x1=1です)。さらに、空間とは一次元でも確認され、二次元目でも見られ、三次元 目でも体験できます。似たように、時間も、未来・現在・過去からなっています。未来とは目に見えない部分の時間で、瞬間瞬間を表すのが現在、過去に体験と 理解をします。最後に、物質とは目に見えない、偏在するエネルギーをいろいろなかたちで、計れる動きに表したものです。そしてこれらの動きに相当する現象 によって物質を体験することができます。例えば、光のエネルギーは、光が目に見えるための光の波を生み体験できるようにしています。そして、音のエネル ギーは私たちが音を聞くときに体験する、音の周波を生みだすことによって表されます。

このように、物理的なこの世界は、父なる神、御子イエス、聖霊の関係を美しくモデルにした各要素の内輪関係で、すばらしい「三位一体の三位一体」でできて います。これらのすべては神が三位一体であるという証明にはなりませんが、間違いなく注目すべき事実です。これは、神が三位一体の神であるという仮説を説 明するのに驚くべき影響を与え、神の創造は神そのものを反映しています。そして、これ以外では、説明することが非常に困難です。


ヘンリー モリス博士は創造科学研究所の名誉学長です。