合法化された妊娠中絶は女性と子供を傷つけます

エリー・ディロン



今日、[2000年1月22日]はロー対ウェイドの判決(アメリカで妊娠中絶を合法化した)の27周年記念です。その影響について考える良い機会だと思います。 27年前に約束されたように、合法化された妊娠中絶は社会の悪を解決することを支援したでしょうか。妊娠中絶は、女性に精神的かつ肉体的に適しているでしょうか。社会および医学界は積極的に妊娠中絶を認めたでしょうか。

妊娠中絶は、十代の妊娠を減少するはずでした。しかし、十代の未婚妊娠者の割合は1972年の1000人当たり49.4人から、1990年の1000人当たり99.2人までに上昇しました。中絶は無責任な行動と安易な性的関係を促進しました。若い女性は、妊娠中絶が選択肢としてある限り、性的関係を断る十分な理由がありません。また、妊娠中絶は男性が彼らの性的快楽を追求するための便宜となりました。 46,500人の学齢で妊娠した少女に関する1つの研究で、少女の3分の2が成人の男性(平均22歳)との性的関係で妊娠したことが分かりました。男性が若い少女を犠牲にし、妊娠中絶で彼らの犯罪を隠そうとしています。

児童虐待の割合も、望まれない子供の中絶により減るはずでした。しかし、統計は、20年間で児童虐待は331パーセントの増加を示しています。これは、親にその子供を殺すことの認可と奨励が、生まれた子供と生まれていない子供に対する尊重を低下させたという結果を明白に示しているのではないでしょうか。

私たちは妊娠中絶が女性に「権限を与える」もので、女性に自分自身で選択させようというものでした。しかし、研究では、女性の80パーセントが、夫、ボーイフレンド、あるいは親によって赤ん坊の中絶を迫られたということを示しました。これは「権限を与える」ことでしょうか。

妊娠中絶は女性に対する本当の「選択」ではありません。 それは絶望の末の行動です。女性が母性本能および良心に反する行動をすることは、妊娠中絶に対する心理的インパクトは非常に深いのです。それらは、罪の意識、怒り、憂うつ、薬物乱用(お酒、麻薬などの中毒)および自殺というかたちて反応がでます。唯一の「権限を与えられた」人々は男性です。彼らは、パートナーあるいは生まれていない子供にとって責任を負うことなく性的関係を持つことができます。

生命支持運動はよく健闘していますし、あきらめる理由もありません。私たちを支援する人々の数は運動の影響力と共に増大し続けています。フォーチュン誌の記事は、ワシントンで最も有力な団体をリストにして掲載しました。その中のトップ10にいのちの権利(National Right to Life)の団体が入っています。妊娠中絶支持グループ(NARAL:National Abortion Rights Action League)および家族計画連盟は、第43位と第65位にランクされていました。

分娩段階における中絶禁止(訳注)を進める努力は、中絶討論において、私たちに永久に有利なものと変えました。多くのアメリカ人は、ロー対ウェイドの判決が許可するもの(中絶)が、単に赤ん坊の殺害でしかないとはじめて認めるようになりました。「選択支持」である法律制定者たちさえ、真実を目の当たりにし、この未開の手続きを禁止することに投票しました。

また、今、大衆は、これらの分娩段階における中絶された子供の身体部分の売買について知っています。胎児の後期段階に中絶された胎児は解剖され、また、その臓器などは巨大な利益のために売られています。これらの後期胎児の2パーセントだけに異常が確認されています。分娩段階での中絶では、時々赤ん坊は生きたままで、生まれます。そのような場合は、医者が赤ん坊の首を折るか、殴り殺さなければなりません。このような状況を受け入れられますか。

合法化されて27年経った今、中絶が私たちの社会に有害だったことは明らかです。人々は中絶による虐待にさらに移動し続けます。生命支持者の大多数は、中絶産業(それは妊娠している女性およびそれらの後世の赤ん坊から利益を得る)の残虐行為を暴露し続けるでしょう。そして、結局、真実は明らかにされるでしょう。


エリー・ディロン,ブレントウッドは、小さないのちを守る会東部地域、ミズーリの会長です。

訳注)分娩段階の中絶:妊娠20週(4.5ヶ月)を過ぎてからの中絶方法、多くの場合6ヶ月を過ぎてから行われる。方法としては、まず中絶を行う医師が、胎児の足をはさみのようなものでつまみ、引っ張り、逆子出産のように、母体からだします。このとき、子供の頭は母体の中に残しておきます。この状態で、子供の頭蓋骨にはさみで穴を開け、そのあなから吸引機で子供の脳を吸い取ります。これで、頭蓋骨がつぶれます。